■ 導入
2020年の年末にドコモからahamoが発表されて以来、15~20GB/月のデータ通信プランが一気に充実しました。
ここでは、ドコモのahamo,AUのpovo,日本通信SIMの合理的20GBプラン、ついでにUQのくりこしプランMについてまとめ、それぞれのプランがどの様な人に適しているか記していきます。
他にも同様のプランとして、ソフトバンクのSoftbank on Line(仮称)と楽天モバイルがありますが、これらは別の機会にまとめたいと思います。
今回取り上げたプランの特徴をまとめると・・・
■ahamo
5分間の無料通話とドコモの高品質回線を使いたい人、ドコモに安心感を感じる人向け
■povo
電話の通話を特に必要としない人
トッピングとして1日使い放題を200円で使いたい人
■合理的20GBプラン
70分/月の通話を使え、価格も最安です。
但し、現時点(2021年1月)では入会事務手数料とMNP転出手数料が必要なことに注意が必要です。
■UQくりこしプランM
データ容量は15GBしかありません。
しかし、店舗でも申し込むことが出来る、節約モードやデータのくりこしが出来るのはメリットです。
■ 自己紹介
2021年1月現在、ワイモバイル、日本通信SIM、楽天モバイル、Biglobeモバイル及びOCNモバイルONEと回線契約中です。
今年の3月にはahamoかpovoをメイン回線に、サブ回線として楽天モバイルと他1回線にするべく、使用中の回線や新規プランを再確認しているところです。
今後ドコモ、AU、ソフトバンク、楽天モバイルのキャリアのプラン及び、
日本通信SIM、ワイモバイル、UQモバイル、biglobeモバイル、OCNモバイルONEのプランについて整理と比較をおこなっていきますので、これらを共有できれば幸いです。
今回の内容
15~20GB容量プランのお勧め
まず各プランを分かっている範囲で一覧にします。
ahamoとpovoは2021年の3月から(日にちは未定)、UQのくりこしプランは2月1日開始の予定です。
(現時点で未定・不明な部分は後日加筆する予定です)
これらのプランを、コストパフォーマンス(CP)、電話の通話を含む総合的な魅力、データ品質の観点から整理します。
① コストパフォーマンス(CP)から
ahamo,povo,合理的20GB,UQくりこしプランMを新規で1年間使用して、その後転出する場合、いくら必要になるか確認します。
結論から先に述べると、CP的には日本通信SIMの「合理的20GB」、AUのpovoは事務手数料等を考慮すると並びます。但し、「合理的20GBプラン」には70分/月の通話無料が含まれています。
① ドコモ ahamo
・年会費 35,760円(月額2,980円x12回)
・事務手数料 0円
・SIM発行料等 0円
・解約手数料 0円
・MNP転出料 0円
・年間支払額 ¥35,760円(月額換算 2,980円)
② AU povo
・年会費 23,760円(月額2,480円x12回)
・事務手数料 0円
・SIM発行料等 0円
・解約手数料 0円
・MNP転出料 0円
・年間支払額 ¥29,760円(月額換算 2,480円)
③ 日本通信SIM 合理的20GBプラン
・年会費 23,760円(月額1,980円x12回)
・事務手数料 3,000円
・SIM発行料等 0円
・解約手数料 0円
・MNP転出料 3000円(2021年1月現在)
・年間支払額 ¥23,760円(月額換算 2,480円)
④ UQ くりこしプランM
・年会費 29,760円(月額2,480円x12回)
・事務手数料 0円
・SIM発行料等 3000円
・解約手数料 0円(?)
・MNP転出料 0円(2021年4月から)
・年間支払額 ¥32,760円(月額換算 2,730円)
CP的中容量(15GB~20GB)のお薦めSIMは
年間の支払い額はAUのpovoと日本通信SIMの合理的20GBプランが一番少ないです。
しかし、両プランには特徴に違いが有りますので、自分にて来たものを選びましょう。
繰り返しになりますが両プランを要約すると、
povoには通話プランは組み込まれていませんが、200円で24時間データを使い放題できるトッピングプランがあります。
また、データ通信品質も日本通信SIMと比べて高品質だと思われます。
一方で、日本通信SIMの合理的20GBには70分/通話プランが有ります。
・
・
・
迷いますね?
個人的には現在している「合理的20GB」を止めるつもりはありません。
従って、ワイモバイルを止め、替わりにpovoかahamoをつかうことになりますがどちらにするか悩みどころです。
② 通話、データ量のバランスから
通話料金とデータ通信量、品質のバランスからお薦めしたいプランは
日本通信SIMの「合理的20GBプラン」です。
通話が月当たり70分間無料で利用可能なことに加えて通話品質はドコモと同等で高品質です。
データ通信の品質も個人的には格安SIMとしては優秀だと思っています。
私が計測した限り、平日のお昼でも数Mbpsを確保できる場所が多い(神戸市の中央区、大阪の北区は私が確認済)ですし、普段は数十Mbps程度は出ていますので。
月額は1980円と最安ですので、データ品質に問題が生じない限り総合的にはこれを外す理由はないでしょう。
③ データ通信の品質や使い勝手から
データ通信の品質や使い勝手を考えるとAUのpovoが面白いと思います。
・トッピングが面白い
■電話が必要な人にはahamoと同等のプランが用意されています。
■出先等で大量のデータを使用する予定がある場合、24時間使い放題を200円で使用することができる。
・20GBを使い切っても通信速度を1Mbpsほどありますので(ahamoやUQのくりこしMも同様ですが)通常画質ならyoutube等も楽しむことができます。
但し、データ量が15GBでもよければ、データ繰越や節約モードが使えるUQのくりこしMも選択肢になると思います。
各プランの特徴
ここで各プランの特徴をまとめておきます。
① ドコモ ahamo
ドコモのahamoは2021年3月(日にちは未定)から開始予定。
① ahamoの仕様
2021年1月19日現在、不明確の部分も有りますが、だいたい次の通のようです。
(NET受付のみ、メールアドレスの付与ナシはahamo,povo,Softbank on Line共通)
② ahamoのメリットとデメリット(注意点)
ahamoのメリットとデメリットは次のような感じになると思います。
③ ahamoに適した人達
以上よりahamoの利用が適する人は次のような人達でしょう。
こんな方におすすめ
- Gメール、iCloud、、キャリアメール等を保有していた新たにメールが不要な人
- ネット上で加入、解約、問題点の解決等ができるかしようと思っている人
- 動画等視聴すること等で月に3GB以上のデータを消費する人
- 5分以内の短い電話を頻繁にする人
- 外国で通話やデータ通信を行う人
② AU povo
povoは2021年3月(日にちは未定)より提供予定。
① 仕様
② メリットとデメリット(注意点)
ahamoやpovoには特にデメリットは無い思いますが一応列挙します。
③ お薦めできる人達
こんな方におすすめ
- 電話をほとんど掛けない人(月10分以下)
- キャリアのメールが不要な人
- 店舗に相談することなく自分で申し込みや疑問点の解決をネット等で出来るひと
- 3GB超~20GB程度のデータ容量を消化する人
稀に20GB以上使う人もトッピングでお安く対応できるよ
③ UQモバイル くりこしプラン
UQモバイルのくりこしプランは2021年2月1日から販売される予定のプランです。
UQモバイルの店舗でも契約できますが、ネットで行った方が時間の節約にもなりお薦めです。
UQのくりこしプランから選択するならプランSが価格も安くバランスも良いので良いプランだと思います。
一方で、プランMはAUのpovoやドコモおahamoと衝突しますので圧倒的なお勧めにはなりません。
しかし、節約モードやデータ繰越に魅力を感じる人はくりこしプランMは選択肢になるでしょう。
SIM発行料として3千円必要ですが解約料やMNP転出手数料が無いか、2021年4月には無くなります。
・通話プランは次の通りです。
★最大60分/月の国内通話が500円/月
★国内通話 10分かけ放題が700円/月
★国内通話 かけ放題は1700円/月
UQのプランはデータ通信のみを必要としている人に適しています。
特に、標準画質のyoutubeや音楽の視聴は節約モードで対応可能ですので使い勝手は良いと思われます。
節約モードはbiglobeモバイルの「エンタメフリープラン」の汎用版みたいなもので、ニーズのハマれば非常に有用だと思います。
④ 日本通信SIMの「合理的20GBプランプラン」
ドコモのahamoに対抗してだされたプランです。
■通話プランはahamoが5分間使い放題に対して70分/月です。
通話品質は共にドコモ回線を使用しますので同等と思われます。
■データ通信量はahamoも合理的20GBも20GBですが、回線品質はキャリアのプランであるahamoが上だと思われます。
■月額価格はahamoが2980円に対して1980円です。
個人的には、ahamoにするか合理的20GBプランにするか個人の好み次第だと思います。
具体的には、
ゲームを固定回線以外でも楽しむ為にデータ回線の品質にこだわる人はahamoが、
youtubeやWEBブラウジング、SNS等が中心に楽しむ人は合理的20GBでOKだと思います。
次に「合理的20GBプラン」について簡単にまとめます。
■月額使用料が1980円で70分間の通話無料でデータ容量は16GB。
(2021年3月からは20GB)
■通話に、格安SIMにありがちな専用アプリを使用する必要がありません。
■さらに、データ通信速度は私が測定した範囲ですが
・平日のお昼休み中でも数Mbps程度はでます。
・深夜には百Mnbpsを超えることもあり、
格安SIMとしては現時点では回線スピードは優秀だと思います。
⑤ 楽天モバイルとSoftbank on Line
そのうちに追記します^^;
特に楽天モバイルの評価をするにはもう少し時間が必要な感じ。
1年間は無料の間は回線として有用ですが、2980円を支払う気になるためにはもう少しRakutenの電波の入り具合をなんとかして欲しい。
楽天モバイルにもプラチナバンドを与えなさいよね。
結論とまとめ
販売
■ドコモのahamo
2021年3月から
■AUのpovo
2021年3月から
■UQ くりこしプラン
2021年2月1日より
同一分野のまとめページ
■引用管理
日本通信SIM
https://www.nihontsushin.com/index.html
Biglobeモバイル公式
https://join.biglobe.ne.jp/mobile/
最後にイラストや写真類の権利関連について。
会話の吹き出しに使用しているイラストはピアプロに掲載されてるものです。
その中から、作者が掲載を認められたものをお借りしています。
個々のキャラクターについては当ブログの最初の投稿にまとめています。
■改訂番号管理
2021年1月20日 初稿